引越し先の工場には以前の借主が使っていた動力設備が複数残存しているため可能な限り今ある部材を再利用して作業に使う三相200V 1.5Kwのコンプレッサーを1台だけ稼働したいとの依頼内容です。

現場調査に伺うとホコリを被った古いブレーカー、手元開閉器などがあっちこっち取り付けてあり配管経路を辿っていくと自家用電気設備(キュービクル)からと直引込みとの設備が残存しています。

再利用できる部材を確認したところほとんど老朽化していて使えそうな部材はほぼ皆無でしたが、引込線を接続する一次側の電線だけ再利用して活かすようにしました。

VVR60SQ×3Cを管路に入線して立ち上がっているのでベストではありましたが、1.5Kwのコンプレッサーに対して過剰すぎるのと30Aの電力メーターでいけるところに120Aの電力メーターを取り付け破損している電力量計ボックスも大きな部材に交換してブレーカーに接続する幹線も二回り太い電線を使用しています。(1.5Kwのコンプレッサーに送電する適正電線だと細すぎて120Aの電力メーターに接続できないのが理由です)

電力メーターの選定は電力会社と調整を行い部材は大きくはなりましたが、引込線を接続する一次側の電線を再利用できたのは金額的に大きかったのでないかと思います。

電力会社が引き込めばいつでも使えるようにブレーカーと1.5Kwのコンプレッサーに電源線を接続して作業完了です。

エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客さまに合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全・安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

施工地域:大阪府堺市中区福田 I工房様【スレート倉庫】
工事内容:3相200V 1.5kwコンプレッサー用動力設備工事・機器配線・電力申請含む

 

破損した電力量計ボックス

低圧電力が引き込まれていた電力量計一次側にVVR60SQの電線が残存していたので再利用しますが、電力量計ボックスは破損していて使えそうもないので交換します。

 

動力ブレーカー・手元開閉器

電力量計ボックスの裏側の室内についている不要な動力ブレーカー、手元開閉器を撤去してスペースを設けます。

 

破損した電力量計ボックス撤去した石綿スレート壁

破損している電力量計ボックスを撤去しました。

 

大ハイ(木板)

借主が入れ替わるたびに、都度工事を行っているためか複雑な配線経路になっていました。

 

1.5Kwコンプレッサー用3P30A漏電ブレーカー取付

木板に通線穴を穿孔して電線をくぐらせ1.5Kwコンプレッサー用漏電ブレーカーを取り付け一次側幹線を接続します。

 

積算電量計取付板

破損した電力量計ボックスとボロボロの木板に変わって樹脂製の材質の部材に取り替えています。

 

外部の送電準備が整いました。電力会社側で電力メーターを取り付け引込線を接続すれば電気を送れます。

 

漏電ブレーカーの二次側に1.5Kwコンプレッサー電源を接続します。

 

鉄骨アース

建物の躯体が地中に埋まっているため鉄骨にアース線を接続しています。

 

日立1.5OP-9.5G6 三相200V1.5Kwコンプレッサー

仕事で使われる日立1.5OP-9.5G6三相200V1.5Kwコンプッサーに電源を接続して完了です。