今回は動力電源の3相200V30Aコンセントで電動フォークリフトを充電する電気工事を大阪市生野区にあるR運送様よりご依頼いただきました。
昨今の時代の流れでしょうか?
フォークリフトの動力源はエンジン、LPGから電動に大きく変わってきています。
それはさておき電動フォークリフトを充電する場合、単相100V(家庭用電源)と単相200Vの他に三相200V電源など種類があります。
あと充電容量も20Aと30Aがあり差し込みプラグの形状もいく種類か存在しますので電動フォークリフトに付帯してある充電容量、プラグ形状の確認が必要です。
ちなみに単相100V、単相200V電源よりか三相200V、20Aよりか30Aと電気容量が大きいほど充電スピードが早く待ち時間も少なくなり効率的に作業ができるということです。
電動フォークリフトの駐車位置に合わせて充電用コンセント盤の取付工事を行いました。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
当店では丁寧な施工で安全安心に「第一種電気工事士」が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
施工地域:大阪府大阪市生野区 R運送様【倉庫】
工事内容:電動フォークリフト充電用3相200V30Aコンセント盤取付け工事
電動フォークリフト駐車位置のこの壁面に充電用コンセント盤を取付します。壁面上にブレーカーが2つ並んでいますが左側の動力ブレーカー2次側より三相200V電源を送ります。
安全性を考慮して左側に手元開閉器として3P30Aブレーカーで電源を入り切りできるようにして接地3P30Aコンセントを取付けています。ボックス右下にVEパイプの切れ端のようなものが2号コネクターという部材でVEパイプを接続するとき使用します。現地調査で確認した際、鉄骨の柱がすべて地中に埋まっておらずコンクリート基礎にアンカー止めしていたため鉄骨アースが効かないと思いアース棒を打ち込む予定でアース線の管路に使用する予定でした。
動力ブレーカーからの管路を設け電源線とアース線を入線したところです。
コンクリートを穿孔してアース棒を打ち込む予定でしたが接地抵抗を測定したところ不思議なくらい効いています。鉄骨柱のどこかの箇所が地中に埋まっていたんでしょうね(苦笑)
アース線を取付け再度接地抵抗測定を行います。
電灯ブレーカー2次側ニュートラルB種に接続して測定した結果30.3Ωと合格です。動力工事で最も重要な接地(アース工事)ですが緑色のアース線が見えるもののブリキ板に接続してあったり酷いときには木材に接続してあった形だけの接地工事の現場をよく見かけます。接地抵抗計で測定して見える形でお客様に報告することが電気屋の努めだと思います。
動力ブレーカーの2次側からこんな仕上がりで充電コンセントまで電源を送っています。
充電コンセント盤の電源接続完了です。
電動フォークリフトの駐車位置の充電コンセント盤をこのように取付け仕上げました。