木造平屋の施設様の建物には大きめの家庭用エアコンが備わっているものの人が大勢集まる夏場では冷房がまったく効かないため三相200V電源の業務用エアコンを設置するにあたり低圧電力引込工事についてご相談いただいた事例になります。

まず部屋の大きさと建物の構造(断熱・密閉度)に加え最大収容人数を算出すると6.4馬力相当のエアコンが必要です。

次にどの種類の業務用エアコンを選定するかになりますが壁掛形で3馬力と4馬力に分けると部屋全体に空調が行き渡るようになります。

こちらは工場とは違い将来機械が増えることはありませんので提案させていただいた業務用エアコンの電気容量に基づき引込線、幹線、ブレーカーを選定して低圧電力引込工事に着手しました。

建物に直接引き込めない平屋建てのため引込みポールを建柱してそこから業務用エアコンに三相200V電源を送るように施工しています。

エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客樣に合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

施工地域:大阪市生野区田島 某施設様【木造平屋建て】
工事内容:低圧電力引込み工事及び低圧電力申請

 

花壇の草木を伐採して右奥に引込みポールを建柱する予定です。

 

引込みポール建柱箇所

ブロック塀に沿わせて引込みポールを建柱します。

 

引込みポール埋込穴

ポールを建柱するためポール長さの約1/6の深さ1050mmまで穴を掘ります。

 

引込みポールの根巻き

引込みポールを建柱してから半分ほど土を埋め戻し転倒防止のためセメントを流し込んで根巻きします。

 

引込みポール(メーターマスト)の建柱

引込線と幹線の入線を終え電力量計ボックスと動力分電盤をポールに取付けました。

 

業務用エアコン用動力分電盤

左端が主幹漏電ブレーカーで残りは業務用エアコンNO.1とNO.2に三相200V電源を送るブレーカーになります。

 

業務用エアコン1台目の三相200V電源で室外機に接続する予定です。

 

奥は2台目の業務用エアコン電源になります。ここまで結構距離がありましたが無事完了しました。