電気溶接機用3相200V動力電源引込工事

溶接機を使用するため堺市西区にある金属加工会社F社樣より3相200V動力工事のご相談をいただきお伺いしてきました。前の借主さんも鉄工会社だったようでブレーカーなどの設備をそのまま残してあるとのことでした。

使えるものは再利用するつもりで調査を進めていくと今回設置する溶接機の電気容量に合うブレーカーが1つもなく引込線も撤去されており再利用出来るものがほとんどない状況でした(残念)

まず溶接機以外に使用される機器の有無(将来も含めて)をお聞きします。
例えば将来あれこれ機械を増やす予定があればそれに伴った引込線と幹線を敷設する必要がありますが、なければ今使う機器の電気容量に沿った設備で設計を行ないます。

「大は小を兼ねる」ということがありますが設備が大きすぎると電線も太く主幹ブレーカーも大きくなり工事費がかさみます。
逆に設備が小さすぎると電気的に危険でもあり支障を来すことがあります。

ベストな設計を行うにはお客樣に仕事内容をお聞きして設備の抜け忘れがないか確認して設備提案することが重要な作業です。

F社樣では溶接機と高速切断機(2馬力)だけ使用されるということでしたので主幹を3P75A漏電ブレーカー、溶接機には3P60A、コンセントで動かす高速切断機には3P20Aブレーカーを配列して取付けました。

こちらは数軒連棟した貸倉庫で電力会社の引込箇所までの距離が長く約25mほど先まで入線作業を行ないました(疲)

以前の鉄工所では電気容量が大きく太い電線を敷設しており距離が長いこともあってか引込電線は撤去済み管路は残してありましたがそれでも長い(苦笑)

再利用出来る箇所があまりなかったのですが無事工事を完了しました。

施工地域:大阪府堺市西区【金属加工工場F社様】
工事内容:低圧電力引込み工事・動力コンセント工事・電力申請含む

 

メーター取付木板

低圧電力の廃止に伴い電力会社が積算電力計を引き払っていますが距離が長いこともあって以前の借主さんが引込線を撤去していました。

 

既設主幹ブレーカー

住宅分電盤右下の白い表面をしたのが引込開閉ブレーカーの3P150Aです。

 

既設動力分電盤

引込開閉器盤に電灯と動力ブレーカーを組込んでいましたが設置する溶接機と電気容量が合わず結局再利用できず全て改修します。

 

引込線接続点

矢印が連棟している貸倉庫すべての引込箇所です。

 

引込線ルート

以前の引込線は撤去されていましたが矢印の管路は残っておりここに新しい引込線を入線します。電柱側から見たところですが着地点は一番奥約25mほど先です(疲)

 

引込線取付点

引込線取付点まで引込線を引き出しておきます。この電線と電柱のトランスからの電線を電力会社が接続する箇所になります。

 

引込口配線

積算電力計取付位置まで引込線の入線を終えたところです。

 

既設動力ブレーカー撤去

今回の設備で使用する動力ブレーカーのアンペアが合わず組み直しのためすべて撤去しました。

 

溶接機ブレーカー

引込開閉ブレーカーを3P150Aから3P75Aの漏電ブレーカーに取替え引込開閉器盤の中は左側溶接機用に3P60A、右側コンセント用に3P20Aブレーカーに改修しました。溶接機との接続は移動しやすいようにゴムキャプタイヤケーブルを使用しています。

 

積算電力計

電力会社から電力積算計を取付けてもらい送電です。

 

ダイヘン電気溶接機

これで溶接機が稼働できます。
ご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では丁寧な施工で安全安心に「第一種電気工事士」が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

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