大阪府河内長野市のワンルームマンションのオーナー様より玄関のダウンライト照明が『パッ』と一瞬だけついてその後、点かなくなったとのご相談を頂き点検にお伺いしました。
現在、空き家で次の入居者さんに貸す準備のため部屋の清掃作業を行なっていた業者さんからオーナー様に連絡されたようです。
現場に到着して調査依頼頂いた玄関側のダウンライト照明をひと目見て不点の原因は電子安定器の故障ではないかと推測出来ましたが、動作確認しようにも何故かコンパクト蛍光管がついていません・・・
すぐ横に同じようなダウンライト照明があり、その蛍光管が利用出来れば確認出来るのですが残念ながらワット数が異なるためソケットが合わず使えません。
電子安定器の故障だと推測したものの、実際どうなのか原因を掴むには切り分けて考える必要があります。
そこでダウンライト照明を外してスイッチを入れたとき電圧がかかっているか否かの確認作業をしたところ101Vで正常範囲、スイッチもパチパチと入り切り出来て問題がありません。
当初の推測通リダウンライト照明本体が原因であることが分かりました。
よく『蛍光管を替えたばかりなのに照明器具が点かない』と言ったご相談を頂きますが、ほとんど電子安定器の故障が原因ですので修理ではなく新しい照明に取替えることになります。
今回、電子安定器から唸り音がっしていた照明も同時にLEDダウンライト照明にお取替えさせていただきました。
エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
施工地域:大阪府河内長野市Yオーナー様【ワンルーム賃貸マンション】
工事内容:玄関・廊下LEDダウンライト照明器具2台取付工事
故障品番:東芝(埋込寸法150mm・コンパクト蛍光管FDL18W、FDL27W)
交換機種:パナソニック LEDダウンライト照明 LSEB5614LE1 定価¥9,072円(税込)✕2台
一瞬パッと光が出てその後、点かなくなったダウンライト照明ですが蛍光管が付いていなので動作確認が出来ません。
状況を把握するためダウンライト照明を取外して点検します。
電気的なトラブルも考慮して電圧を測定したところ101Vで正常です。蛍光管がなく動作確認出来ない場合は、このような方法で照明器具本体側か電気的問題なのか切り分け作業を行い確認します。
電圧に問題がなかったので不点の原因は照明器具の故障です。新しい蛍光管に取替えても照明が点かないときの主な原因は経年劣化による電子安定器の故障です。
同じ廊下側に付いていたコンパクト蛍光管FDL27Wタイプのダウンライト照明です。故障している照明器具はソケット部分が若干小さいFDL18Wのため、このコンパクト蛍光管では動作確認できず電圧確認の方法をとりました。
こちらのダウンライト照明を点けるとご覧のように問題なく点灯していますが『ジーン』と電子安定器の唸り音がしており、この照明器具も同時に交換させて頂きました。
150mm穴に取付けるLEDダウンライト照明です。真ん中の小さい丸いのがLEDです。
奥の玄関側が故障したFDL18W、手前側がFDL27Wの電球色で薄暗かったので、今回は100W相当の明るさで昼白色に取替えています。かなり明るくいい感じになりました。
若干、賃貸料も値上げできるかも・・・(笑)