延長コードに多くの家電プラグを差して使っていた結果『ドン』といった瞬間火花が散ってコンセントがショートする冬場によくあるコンセント交換事例です。

壁についているコンセントの許容電流は1500Wでテーブルタップ式の延長コードも種類によって異なりますが、許容電流が1200W~1500Wの商品をお使いだと思います。

そこでどのような家電を延長コードに差して使っていたかをお聞きしたところ愛猫の自動給餌器、空気清浄機、スマホ充電器他諸々で実際の要因となったのはダイソンの温風機です。

この温風機の電気容量は1200W~1400Wで壁コンセントに差して使うにしても専用コンセントが必要なくらいの大電流が流れます。

原因は断定できませんでしたが断線の疑いがある古い延長コードにたくさん家電プラグを差して長時間1500W以上もの電流が流れ続けた結果、電線が耐えられずショートしたのではないかと考えられます。

冬場の温風機や電気ストーブは想像以上に電気容量が大きいため『タコ足配線』での使用を避けて直接壁コンセントに差して使われるのが一番安全です。

リフォームするたびに数回、和室の土壁を重ね塗りされていたこともありコンセントがすんなり収まらず取付けに少々手間取りながらコンセント交換を完了しました。

エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客さまに合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全・安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

施工地域:大阪市住吉区庭井 M様邸【戸建住宅】
工事内容:和室コンセント交換
交換品番:パナソニック WN1302ダブルコンセント+WN6003Wモダンプレート

 

コンセント差込口がショートして焼けた跡

テーブルタップ式の延長コードに多くの家電プラグを差して使っていた結果、コンセントの差込口がショートして火花が出た箇所です。

 

絶縁ビニル被覆が溶けた電源線

分かりづらい画像ですが、黒線のビニル絶縁の根本が熱で溶けています。

 

電源延長接続

熱で傷んだ電線を切断すると余長がなくなり電源線を延長しました。

 

ダブルコンセント

リフォームのたびに和室の土壁を数回重ね塗りしているせいかコンセントがすんなり収まらず取付けに少々手こずりながら完了です。

 

コンセント電圧測定

コンセント交換後の電圧測定を行います。

 

コンセント電圧101V表示

数値も電圧101Vで良好です。