今回は建物のエントランス(共用玄関)にオートロック設備が付帯していない古い分譲マンションで家の玄関と室内を接続しているだけの受話式インターホンをテレビドアホンに交換するのと上部についある内部がかなり古い電源ボックスを取り替えるご依頼を大阪市浪速区のG樣よりいただきました。
この電源ボックスというのは昔ついていた100V式ピンポンチャイムの跡になります。
チャイムのふたを開けると100V電源と外部の押し釦に接続している連絡電線があり本体下部を残したまま電源ボックスにして露出配線でインターホンに取替えられているケースです。
100V電源と連絡電線を壁中に隠蔽するでのではなく露出配線で取り付けられているわけですから当然、安くて早い工事だったと思います。
価格重視で美観を気にされない方であればこの施工方法もアリかとは思いますが、今回のお客様のように電源ボックスとして残してある100Vピンポンチャイム下部を邪魔に思われている方は多少費用がかかっても隠蔽配線をお勧めします。
今までは声だけでの応答で訪問者の確認ができずお困りだったようですが、新しいテレビドアホンの画像を見られてひじょうにお喜びいただきました。
突然の訪問者に応答するかしないかの判断をこれから画像で判断できるため安心安全で安価な防犯対策に繋がったのではないでしょうか。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市浪速区区 G様邸【分譲マンション】
工事内容:受話式インターホンからテレビドアホンに交換工事(隠蔽配線に改修)
故障品番:メーカー日立(型番不明)
交換機種:パナソニックVL-SE30XL「録画機能付き」シンプルドアホン 定価¥オープン
受話式インターホン室内側の親機です。白黒モニターの商品はちょくちょく見かけることがありますが、この手のインターホンはほぼ見かけなくなりました。昔の黒電話のような感じがしますよね(笑)
100Vチャイムのフタだけ外して電源と室内機と玄関子機をつなぐ連絡電線をジョイントしている箇所です。工事費を安価にするためか工事時間を短縮するためかよく分かりませんが、露出配線でこのような取付方をよく見かけます。弁当箱のような木枠を作る時間があるなら隠蔽配線にするのと大差ないような気がしますが。。。
受話式インターホンと100Vチャイムを利用したジョイント部分を写した全体像ですが、見た目もよくありませんよね。
今回取り付けるテレビモニター親機を隠蔽配線にするためボードを開口して100V電源と連絡電線の入線を行い取付金具をはさみこんだところです。
テレビモニター親機を取り付けました。これからはカラー画像なので来訪者をしっかり確認できようになります。
中途半端に残っていた100Vピンポンチャイム下部と周囲の木枠を取外して電線類を整線しスッキリさせたところです。
ジョイント部分をブランクプレートでフタをして室内側は終了です。最初と比べてかなりスッキリ綺麗に収まったんじゃないでしょうか。
こちらは玄関子機です。HITCHIのメーカー名はあるものの型番まで分かりませんでしたが、古い機種であることは間違いなさそうです(笑)
玄関子機を取外したところです。露出ケースを固定してある上下のビスが固着して中々取れず苦戦しましたが、なとんとか外すことができました。
カメラ付き玄関子機に取替え外部もスッキリ綺麗になりましたよ。