パナソニックVL-SE30XLモニター取付

今回故障したテレビドアホンは、お客様の方で交換可能なコンセント式ではなく電気工事が必要な電源直結式のため機器の選定も含めて堺市のO様よりご相談頂きました。

今ついているテレビモニターは受話器式白黒モニターで20年以上前のアイホンMJ-1A、故障になった原因とは関係ありませんが『電子部品の経年変化により発煙・出火に至る可能性が判明』したとの理由で2000年8月29日よりリコールのアナウンスが出ている商品です。

リコール案内を知らずにお使いのユーザー様もいらしゃると思いますが、お気づきになられて修理依頼をメーカーに連絡するよりも古い機器のため使い勝手から言うと取替えられた方が賢明だと思います。

お客様からは『出来るだけ廉価な機器で且つ訪問者を録画できるものにしたいと』のご要望があり当店のオススメ商品でもある3.5型のカラーモニターで30件の録画機能がついたシンプルはテレビドアホンパナソニックVL-SE30XLを推奨させて頂きました。

テレビモニターまでの電源と連絡電線は、昔100Vのピンポンチャイムがついていた箇所からをモールで下ろしていましたが、見た目も悪いので少し手間をかけて壁の石膏ボードを開口して隠蔽配線でスッキリと綺麗にした仕上げにしています。

マンション玄関にはロビーインターホンが付帯されておらず機器が故障していては玄関扉まで来た訪問者の確認が出来ずかなり不便だったようですが、新しいテレビドアホンの便利な機能を見てひじょうに喜んで頂きました。

エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。

施工地域:大阪府堺市堺区 O様邸【分譲マンション】
工事内容:テレビドアホン交換工事(隠蔽配線に改修)
故障品番:アイホンMJ-1Aテレビモニター 注)リコール対象商品
MJ-DAカメラ付き玄関子機
交換機種:パナソニックVL-SE30XL「録画機能付き」シンプルドアホン 定価オープン

アイホンMJ-1Aインターホンモニター

(販売時期が平成5年6月~平成9年6月)MJ-1Aはアイホンからリコール案内されているインターホンです。レトロな感じがする受話器式白黒モニターのテレビドアホンが故障して全く動作しません。

テレビドアホンモール配線

少しの手間をかければ隠蔽配線で綺麗に収まるはずが100Vのピンポンチャイムが取り付けてあった箇所から電源と連絡電線をモール配線してテレビドアホン取り付けたようです。(いわゆるやっつけ工事というやつです)

テレビドアホン既設接続箇所

左側白色の電線がテレビモニターに送っている電源線、右側灰色の電線はテレビモニターと玄関子機カメラを動作させる連絡電線です。いずれもこのボックス内でジョイントして露出モール配線で引き出していましたが、今回の取替工事で隠蔽配線に改修します。

テレビモニター隠蔽配線のボード開口

右上ブルーのテープを貼っている箇所が間柱の位置です。壁裏センサーで確認したあと石膏ボードを開口して電源線を隠蔽するためチェーンを落とし入れたところです。

テレビモニター電源工事

電源と連絡電線の入線を終えテレビモニター取付準備が整いました。

パナソニックVL-SE30XLモニター親機

電源と連絡電線をテレビモニターに接続してからジョイントボックス内の各電線をジョイントして本体取付完了です。

パナソニックVL-SE30XLモニター取付

既設のモール配線と違い少し手間をかけただけでスッキリと綺麗になりましたよ。残念ながら玄関子機取替の様子は防犯上の都合で割愛させて頂いています。