ユニットバスの天井裏に取付けられている中間ダクトファンから「カラカラ」という大きな異音がしているとのご連絡をいただき堺市北区のK様邸にお伺いしてきました。
約20年ほど経過しているナショナルの製品ですので修理部品が無く今回、新しい中間ダクトファンに取替えをさせていただきました。
こちらでは浴室とトイレの2部屋を換気していましたが、特徴としては換気扇本体1台で1~3室を換気することができるマルチな換気システムです。
各部屋に単独で換気扇を設けるのと比べるとイニシャルコストを抑えられますが経年劣化で修理や取替えを行うとき取付け位置によっては現状では対処できないことがあるのがデメリットです。
天井にアンカーを打ちボルトで吊って本体を固定していますが、後継機種の吊りボルトの寸法が違うため新たな位置にアンカーを打設する作業があり従来電動工具が入るスペースが必要でしたが、昨今はダクターチャンネルを使った無音工事で作業を行っているので本体さえ取り出せれば取替工事に問題はありません。
この現場では既設の中間ダクトファンと後継機種の吊りピッチが異なるためアンカーを2箇所打ち直し無事取替えを完了しました。
施工地域:堺市北区K様邸【分譲マンション】
工事内容:中間ダクトファン取替工事
故障品番:ナショナル中間ダクトファン(型番不明)
交換機種:パナソニックFY-18DPC1 定価¥32,292円(税込)
「カラカラ」という大きな異音がしている中間ダクトファンです。
約20年ほど経過した製品ですので交換部品はありませんが仮に部品があったとしても本体を取外してファンモーターを交換できた場合と新しい中間ダクトファンに交換した場合とのコストはさほど変わりません。
本体を撤去したのち吊りピッチが違うためアンカーを2箇所打ち直しました。
こちらは天井スペースが450mmほどしかありません(狭)天井スペースが極端に狭いところ、手が届かない位置に中間ダクトファンが取付けられている場所では取替えが難しく個別に換気扇を取付けるなどの対応になります。
中間ダクトファンをボルトに吊ってから各ダクトを接続しました。
今回は浴室とトイレですが、1台の中間ダクトファンで1~3部屋まで換気が可能です。
合理的な製品ですが修理、取替えが困難なのが難点です。
ジョイントボックスを設けて電源を接続して完了です。
当店に、ご依頼いただき誠にありがとうございました。