約1年程前から故障して動かなくなった浴室天井内についている旭電業チューブラファンの交換を大阪市平野区のお客様よりご依頼いただきました。
この機種は天井裏高さが狭く作業が困難な場所に取付けられていることが多いのも特徴です。ホント工事屋泣かせですよ・・・(苦笑)
こちらの現場も360mmほどの天井裏高さしかなく吊りボルト位置が違う中間ダクトファンを取付けるのに充電工具が入らずアンカーが打てません。
そこで今回は既設のアンカーを利用してダクターレールを使い中間ダクトファンを取付けることにしました。
マンションで新たにアンカーを打つとなると振動と騒音が出て上階の住民の方のご迷惑にもなるのでレールの取付けが可能な現場状況であれば今回のような無音工法が最適だと思います。
当店ではスパラルダクト内部に溜まったホコリの状況と綺麗に除去した状況の画像をその場でご確認いただき作業を進捗しておりますのでお客様にも安心していただけのではないかと思います。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市平野区 M様邸【分譲マンション】
工事内容:中間ダクトファン交換工事
故障品番:旭電業チューブラファン TFM-15G
交換機種:三菱 V-15ZMC中間ダクトファン(1~3室用) 定価¥27,800円(税別)
約1年程前から動いていないアサヒチューブラファンTFM-15Gです。交換する中間ダクトファンは吊りピッチが異なるため新たなアンカーを打つにも360mmのほど天井裏高さでは充電工具が入らず使えないので違う工法で作業を進めていきます。
交換する中間ダクトファンを収めるのに約800~850mmのスペースを確保するため吸込み側のスパイラルダクトを切断したところです。
反対の排気側スパイラルダクトも寸法に合わせて切断します。
寸法に合わせて両端のスパイラルダクトを切断してからTFM-15Gアサヒチューブラファン本体を天井から撤去して床に下ろしました。
チューブラファン本体にもかなりのホコリが溜まっていましたが吸込みダクト側に付着しているホコリもご覧のような状態です。
右側の一部分はダクトに貼りついて取れませんでしたが可能な限りホコリを除去したところです。かなりキレイになったのではないでしょうか。当店ではダクト内清掃のBefore・Afterは撮影してその場でお客様にご確認いただくようにしておりますのでご安心下さいませ。
充電工具が入らずアンカー打ちが不可能なため今回は既設のアンカーを利用してダクターチャンネルを使い中間ダクトファンを吊ることにしました。この工法だと音も震度も出ないので建物がマンションだと最適な工法です。
天井に取付けたダクターチャンネルとまだ吊っていない状態の中間ダクトファンとの距離です。余裕が無い寸法だとお分かりいただけるのはないかと思います。
三菱V-15ZMC6中間ダクトファン取付け完了です。この機種は1~3室の換気が可能ですが今回は副吸込み口2箇所を閉じて使用しています。この機種は2点吊りですので対角の位置でしっかりと本体を支えています。
浴室側の吸込みテストです。
最後にトイレ側の吸込みテストを行い完了です。