天井に付いている中間ダクトファンから凄い音がしていて怖くて換気扇が使えないとのご相談を大阪府和泉市のお客様からいただきました。
まず、どこのメーカーのどんな型番が付いているのかの情報が必要ですがお客様の方で確認することは難しいので形とか色の特徴をお聞きしてある程度機種の絞り込みをしてから対策を練るようにしています。
こちらの現場では「青色の換気扇」という特徴があり色をお聞きしただけで旭電業のTFM-15G斜流中間ダクトファンだとすぐ分かりました。
今回は完全に動かなくなる前におきる轟音に気づかれたのではないかと思います。
長年のホコリが水分を含んで泥状になり内部に溜まっている状態で中間ダクト斜流ファンを回すとかなりの音がでます。凄い音が出る原因を平たく言えば土や石をダクトファンでかき回しているようなものです(まるでコンクリートミキサーです)
ホコリの溜まり具合や状態により音も違ってきますが、モーターもかなり劣化してきているので完全に止まるのも時間の問題といったことになります。
このTFM-15G斜流中間ダクトファンはメンテナンスする箇所がなくこのような症状になっていても対処ができなのがこの機種のデメリットです。
この機種が取付けられている箇所は天井裏が低く障害物もたくさんあり作業スペースが確保できないところが多く、今回も狭さと格闘しながら作業を進めています。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪府和泉市 S様邸【分譲マンション】
工事内容:斜流中間ダクトファン交換
故障品番:旭電業TFM-15G斜流中間ダクトファン
交換機種:東芝 DVC-12TSB1斜流中間ダクトファン 定価¥18,200円(税別)
怖いくらい轟音を発している旭電業TFM-15G斜流中間ダクトファンです。イメージカラーはブルーです(笑)
現状のボルト位置で吊っても本体が収まりそうなので今回はスパイラルダクト管の片側だけ切断することにします。
吊っていた斜流ダクトファンを下ろしたところです。
天井裏ではこれだけの電線がはびこっています。天井高さが低く思うように体が入らない場所で電線類の障害物を避けながら細心の注意を払いスパイラルダクトを切断しています。(作業としては重要な箇所です)
斜流ダクトファンをボルトに吊って吸込み側と排気側それぞれのダクトにアルミダクトを接続して完了です。下側のプレートを外して点検できる機種を今回は選択しています。
ご覧のように吸込みテストも合格です。