浴室とトイレを同時換気している換気扇が故障して急に動かなくなったとのご相談いただいた内容になります。入居してから数十年たつけど一度も換気扇を交換したことがなく今回が初めて故障したとのことですが、使用年数からすると換気扇の寿命がつきたということになります。
浴室とトイレの2部屋用換気扇が付いていると思い後継機種選定のため今ついている換気扇型番を確認していただいたところ丸い換気吸込口だけで型番の記載がどこにもなく『換気扇がどこについているか分からない』とのことでした。
この情報だけでユニットバスの天井裏に吊ってある中間ダクト型換気扇ということは判断できましたが、どの機種が付いているかが判らないので後継機種を絞り込むことができません。
そこで事前調査のため現場住所をお聞きすると聞き覚えがあるマンション名で以前交換工事をしたことがある記憶が蘇りました(笑)
故障して動かなくなったのは栗田電機MFF100-1の中間取付タイプのダクト換気扇で代替機種として東芝 DVC-12TSB1中間取付タイプのダクト換気扇に交換したことがあります。
どの現場でも同じですが、この中間取付タイプのダクト換気扇が取付けられている場所は天井裏高さが低いため作業がしづらいのが難点です。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市西成区花園北 I様邸【分譲マンション】
工事内容:中間取付タイプダクト換気扇交換
故障品番:栗田電機製作所 MFF-100-1中間取付タイプダクト換気扇
交換機種:東芝 DVC-12TSB1ダクト換気扇(中間取付タイプ)
商品定価¥26,900円(税抜)
ユニットバスについているほとんどの点検口はフタを手で押し上げるタイプになっていますが、この現場ではビス4点で固定されているためお客様の方で天井裏の換気扇を確認するには少し厄介な仕様です。
点検口の固定ビス4個所を外してフタを開けると左側に中間取付タイプのダクト換気扇が見えます。
お客様が『換気扇がどこについてるか分からん?』とおしゃっていた栗田MFF100-1中間取付タイプダクト換気扇です。ユニットバス点検口付近に本体が吊ってあるので分からないのは当然だと思います。
栗田MFF100-1中間取付タイプダクト換気扇本体とスパイラルダクトを繋いでいる箇所を切り離して本体を下ろす準備をします。
故障していて動かなくなった栗田MFF100-1中間取付タイプダクト換気扇本体を撤去しました。毎度のことですが、中間取付タイプダクト換気扇が取付けられている現場のほとんどは天井裏高さが低く電線なども交差しているため作業が捗らないのが実情です。
画像では余裕があるように写っていますが、実際の天井裏高さは250mm程度しかなく障害物の電線を避けながら東芝 DVC-12TSB1中間取付タイプのダクト換気扇の交換したところです。
換気吸込みテストも問題なくクリアです。