今回は冬眠休暇中の栗田電機製作所MFF-100-1という中間ダクトファンの交換依頼を大阪府高石市のお客様より頂戴しました。実際は故障していてウンともスンとも動かなくなっているんです(笑)
現在はテラルクリタに社名変更していますが、昔から業務用送風機を作っているイメージがあってか故障している斜流ダクトファンを見たのは初めてでしたが、後継機種がないようなので東芝 DVC-12TSB1斜流中間ダクトファンを選定して交換することにしました。
通称、斜流ダクトファンや中間ダクトファンと呼ばれている換気扇はユニットバスの点検口付近に本体をボルトで吊って排気管となる自在の効かないスパイラルダクト管に接続して取り付いています。
毎回のことですが交換する換気扇は吊りピッチも大きさも異なるためスパイラルダクト管を本体から20~30cm離れた箇所を切断します。(密着しすぎて切断しないと本体が下ろせない場合もあるためです)
天井裏高さが40cm以上あれば作業に支障をきたしませんが、実際に本体を吊ってある箇所は天井高さが30cm前後の余裕しかない現場が大半です。
そんな換気扇回りには電線、水道管など危険な障害物が近接しておりスパイラルダクト管を切断する際、少しでも手元が狂うと大変なことになります。
今回は切断する真後ろに水道管があり危険な作業を避けるため障害物がなくスペースがある箇所を選んで作業を進めています。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪府高石市 Y様邸【分譲マンション】
工事内容:中間斜流ダクトファン交換
故障品番:栗田電機製作所 MFF-100-1中間斜流ダクトファン
交換機種:東芝 DVC-12TSB1斜流ダクトファン(中間取付タイプ) 定価¥18,200円(税別)
故障して休暇中の栗田電機MFF-100-1斜流ダクトファン(中間取付型)です(笑)
中間ダクトファンとスパイラルダクトを密着させて接続しているゴムシートを外しても隙間がなく本体が上手く取り外せない可能性と新たな商品との寸法違いもあり本体を吊った状態でスパイラルダクトを切断します。
本来なら中間ダクトファン本体から20~30cmの箇所を切断しますがそこには水道パイプという難敵が存在しており危険を回避するため障害物の無いこの箇所を選んで反対側にあるスパイラルダクトを切断したとこです。
吊りボルトから下ろして中間ダクトファン本体をやっとこさ撤去しました。
中間ダクトファン本体の裏側に潜んでいた水道パイプです。スパイラルダクトを切断するときに少しでも手元が狂ったら大事になるので危険な作業だけは避けたですよね。
栗田電機MFF-100-1中間ダクトファンを撤去して床に下ろしたとこですがムチャクチャ重たい。。。
本体をボルトで吊り浴室とトイレにつながっているスパイラルダクト管にアルミダクトを使って接続します。
こちらは外に排気するスパイラルダクト管です。同じようにアルミダクトを使用して本体に接続しました。
これで中間ダクトファンの交換工事は完了です。