大阪市港区にある分譲マンションを賃貸に出されているオーナー様からユニットバスについている換気扇交換のご相談をいただきました。
実は入居者様から『換気扇が回らない』との連絡がありメンテナンス契約をしている管理会社に調査を依頼したところユニットバスの天井裏に吊ってある中間ダクトファンが故障して交換する場合は本体を吊っている4本のボルトの内、奥にある1本のボルトまで手が届かないので作業するにはユニットバスの天井を外す必要があるとの報告を受けられたようです。
困惑されたオーナー様が他に交換してくれる業者がないかと探され当店に白羽の矢が立ったというわけです。
管理会社の報告書を見ると工事が困難だと誇張した内容でしたが最悪の場合でも中間ダクトファンを切断しながら撤去することが可能ですしユニットバスの天井まで外す必要があるとは普通はありえへんことです。
本体を吊ってある奥にあるボルトまでアプローチ出来ず外れないのは確かでしたが電動工具の刃が入るスペースがありボルトを切断したら簡単に本体撤去ができました。
管理会社の報告を鵜呑みにしていたらエライことになっていたと思います。
ドレン水処理部分の不具合があり新たにドレン抜き穴を設けてから中間ダクトファン取替工事を完了です。
今回は入居者様とオーナー様それぞれの方に喜んでいただき当店にとっても嬉しい限りです。。。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市港区 T様所有賃貸物件【分譲マンション】
工事内容:中間ダクトファン・給排気グリル交換及びドレン工事
故障品番:ナショナル FY-18DZ1中間用ダクトファン(3室用)
交換機種:三菱 V-15ZMC6中間取付型ダクトファン(1~3室用) 定価¥27,800円(税別)
三菱 P-13GLM5丸形給排気グリル 定価¥3,200円(税別)
ユニットバスの天井を外さないと中間ダクトファン交換が出来ないを言われたナショナルFY-18DZ1です。作業有効高さが約270mmほどで奥の吊りボルトまでアプローチ出来ず取り外せないことは確かでしたが管理会社の報告を鵜呑みにはできません。
アルミジャバラの排気ダクトにドレンホースを突っ込んで水処理していますが、古い中間ダクトファンの施工ではよくあるパターンです。
アルミジャバラに突っ込んでドレン水処理するとホコリと水が混ざり排気グリルの内側に泥状になって固まってしまうためドレン水処理は別に設ける必要があります。因みに入居者さんのお話では入浴中に天井からホコリが降ってきたとのことです。
アプローチ出来なかった奥のボルトは隙間にセーバーソー刃を差し込んで吊りボルトを切断してから中間ダクトファンを撤去しました。仮にボルト切断が出来なったとしても最悪本体を切断しながら解体していけば撤去は可能です。管理会社の言うようにユニットバスの天井まで外して撤去した場合、かなり高額な工事費になっていたと思います。ホンマに出来た方どうかはしらんけど・・・(笑)
新たに三菱V-15ZMC6中間ダクトファンを吊りました。ナショナルFY-18DZ1の後継機種と換気能力が同等で且つ本体が少し小さく作業スペースを多くとれるため今回は三菱を選択しています。
排気グリルの横にドレン抜きチューブを突っ込む穴を新たに開口しました。
排気のアルミジャバラとは別にドレン水を処理するようにしているので以前のようにホコリが泥状になって排気グリルに堆積することもなく入浴中ホコリが降ってくることもありませんよ(笑)
丸形給排気グリルカバーを取付けるとドレン口がどこにあるか分からなくなります。吸込み確認を行い工事完了です。