コンセント差込口の焼跡

表面割れがある5箇所のコンセント交換をいただいた事例ですが、実際は差込口がショートして焼け焦げていたり接続電線の絶縁被覆が熱で溶けて剥げれていたりした危険な不良箇所ばかりでした。

この状態でテレビやエアコンのプラグを挿して電気を使っていたのに大きな事故にならなかったのは幸いとしか言いようがありません。

コンセントにも歴史があってついている種類で年代が想像できますが、こちらで一番古いのが表面が黒色でクリーム色の化粧プレートを装着しているのがハイ角連用コンセントという名称の部材です。

このコンセントは約45年~50年ほど前によく使われていた部材ですが、昭和の時代に建てられた住宅に今でも残存しているのを見ることがあります。

お客様のお話では当時、築20年の建売住宅を購入してからこちらで30年ほど住まわれているとのことでしたので部材の経過年数としてはビンゴです。

住宅の電気設備も経年劣化と寿命があり火災事故に繋がらない間に適時に修理や交換が必要になりますので差込口が緩んできたり表面のヒビ割れ、今回のような古いコンセントがついている場合は当店にご相談下さい。

エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。

施工地域:堺市東区 O様邸【戸建住宅】
工事内容:コンセント5箇所交換

 

露出型ダブルコンセント

冷蔵庫の電源プラグを挿している露出型ダブルコンセントです。本体の割れや差込口の焼跡もなく現状のままお使いいただけますが、お客様のご希望で新しいコンセントに交換させていただきました。

 

WKS112リファイン露出型ダブルコンセント

高さが若干低く見た目もスッキリ綺麗なリファイン露出型コンセントに交換です。冷蔵庫は24時間365日電気を流し続けるので交換しておいて正解です。

 

表面が割れた埋込コンセント

表面が割れている埋込型ダブルコンセントです。この状態でテレビの電源プラグを挿して使っていたようで事故にならなかったのが不思議なくらい危険なチャレンジです。。。

 

プレートカバーを外すと表面の絶縁箇所がポロポロと砕けてしまいました。危ない危ない・・・

 

新しい埋込型ダブルコンセントに交換です。

 

コンセント差込口の焼跡

こちらはエアコン専用の電源コンセントです。差込口が焼けているのが見た目でも分かると思います

 

危険な状態の接続電線

コンセントを外して驚きです。電線の被覆が剥がれて導体が露出状態でコンセント側面のヒビ割れなどを確認!!この危険な状態でエアコンを使っていとのことでしたが、考えるだけで身震いします。

 

エアコン用20A ILコンセント

焼け溶けていた不良箇所の電線を切断してエアコン用コンセントを交換しました。15A/20A兼用ILコンセントにしています。

 

ハイ角連用ダブルコンセントの焼跡

おおよそ40~50年くらい前のハイ角連用コンセントです。表面が黒いので差込口の焼跡が目立ちませんが、やはり焼けています。

 

ハイ角連用ダブルコンセント表面の割れ

上側の差込口が焼けて絶縁箇所がポロと割れていました。

 

もう1箇所ハイ角連用コンセントを交換していますが、状態がまったく同じなので画像は割愛しています。これで安心安全に電気をお使いいただけますよ。。。