賃貸マンションで数十台のPCサーバーを稼働させるため大阪市淀川区のE社様よりコンセント増設のご依頼をいただきました。
PCサーバーは24時間365日稼働させるため電気容量不足でブレーカーが落ちるようことは絶対あっては
なりません。
そこでサーバーの電気容量、設置台数、事務所の電気使用状況など細かくヒヤリングさせていただいたところブレーカーを6個増設しても影響なく使える状況です。
但し工事するにあたり少々条件と施工縛りがありました。。。
1、今ついている分電盤から約20mほど先にある部屋に専用コンセントが6個必要。
2、この賃貸物件、縛りが厳しく通線する場合の壁貫通はNG
3、モール仕上げで使う両面テープ貼りも纏めて固定する場合のビス打ちも禁止とのことです。
この施工条件をクリアするには既設分電盤から約20m先のサーバー近くまで分電盤を増設して電源を送り専用コンセント回路を設ける方法しかありません。
通線ルートを確保するための貫通ができず電線の隠蔽、モールなども使用できないため仮設工事ような仕上がりでも部屋を傷めずにサーバー近くで電源を確保出来れば良いとのことです。
インターネットサーバーを設置するだけの事務所で、人の出入りがほとんどないと伺っていたので少しホッとしました。
施工地域:大阪市淀川区E社様【賃貸事務所マンション】
工事内容:住宅分電盤増設及びPCサーバー専用コンセント6回路増設工事
分岐ブレーカー8回路ありますがエアコンと照明しか使用しないので電気容量的には問題ありません。
この分電盤から電源を送っていますが、化粧ダクトの使用、天井開口して隠蔽配線など工事縛りが厳しく制限されているため仮設工事なみの不格好な仕上げですがこの状態で電源線を約20m先の部屋まで電源線をころがしています。
近くに設置してあるエアコンコンセントからアースを確保します。
増設した住宅分電盤からをPCサーバー専用コンセント6電源確保しています。
壁に固定出来ないので床にころがして完了です。
ご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客樣に合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。