コンセントの表面が焼けて茶色に焦げたひじょうに危険な状態の修理内容になりますが現場で確認すると昨日や今日なった形跡ではありません。
気がついたときはこのように焼け焦げた状態になっていたとのことですが火事にならずホントよかったです。
このコンセントにどのような使い方でプラグを差していたかをお聞きするとタコ足配線でパソコン3台とオイルヒーターなど数多くの電気製品のプラグを差して電気を使っていたようです。
その中でオイルヒーターは消費電力が大きく専用回路が必要な電気製品をタコ足配線で一緒に使うのは少しまずかったと思います。
複合的な要因にはなりますが、無理な使い方をして電流がたくさん流れ異常加熱でコンセントが焼け焦げたと思います。
平たく言えば強力なヘアドライヤーでコンセントを長時間炙っている様子を想像していただければ分かるかと思います。
どこの家にもついているコンセントは1500Wまでしか許容できません。
それ以上使う場合は別のコンセントに差すとかブレーカーがよく落ちるようであれば専用コンセントを増設する必要があります。
一般的によく言われてますが『たこ足配線』でのご使用は危険が伴いますのでご注意下さい。
電源線まで影響が及んでいた箇所の修理を行ってからコンセントを交換をして完了しました。
エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客樣に合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
施工地域:大阪市住吉区住吉 S様邸【戸建住宅】
施工内容:コンセント交換及び電源線修理工事
交換部材:WN1503MWP トリプルコンセント
ショートして差込口が広がった痕跡があります。タコ足配線で多くの電気製品を使った結果、異常加熱でコンセントが焼け焦げたと思います。
接地線(白色)の被覆が熱で黒く焼けているのは電線の許容電流を遥かに超えていたからです。
黒色の絶縁被覆も裂けて導線が剥き出しになっている箇所がありました。両方共電線を修理してからコンセントに接続しています。
お客様のご要望で差込口をトリプルコンセントに交換しますが基本的に1500W迄しか許容できません。差込口が増えるとどうしてもプラグを差してしまうので取扱いには注意が必要です。
交換したコンセントを壁に取付けた後、化粧プレートをはめれば完了です。