介護福祉施設様でほぼ休みなく使っている浴室暖房換気乾燥機に不具合があり2台同時に取り換えた事例になります。
1台目は浴室暖房換気乾燥機で洗濯物を乾燥中、焦げ臭いニオイがしているのに気づかれ怖くなり使用を中断しているとのことでしたので、確認したところヒーターの温風熱でフロントパネルの裏側が少し焼けていたのが原因でした。
この機種のヒーター部分はニクロム線で石油ストーブのように赤くなるタイプですので、ホコリと経年劣化の影響で大なり小なり焼けていることがあります。
2台目はヒーターが弱くなり衣類乾燥が出来ないとのことでしたが、こちらも過酷な使用が原因で本体の寿命がきたようです。
一般家庭ですと洗濯量が4Kg程度として6~8時間の稼働で衣類を乾燥させることが出来ますが、洗濯物の多さに追いつかないため入浴中以外は浴室暖房換気乾燥機をほぼ休み無しで動かしていることでした。
あと本体に接続してある電源電線が電流の熱で被覆が少し焼けている箇所があり、過酷な使用を物語っている状態でした。
今回、取り換える浴室暖房換気乾燥機は以前の機種とは違い温風セラミックヒーターでルーバー付きになっているためフロントパネルの裏側が焼けて焦げ臭くなることはありません。
あと不具合があった電源線をジョイント部分から外して許容電流がワンランク上の太い電線VVF2.0-2Cに取り換えています。
浴室暖房換気乾燥機を少しでも長く使うには、毎月1回エアーフィルターの清掃と7~8時間おきに30分ほどを休ませるだけで随分違うとアドバイスさせていただきました。
試運転の最中に洗濯物を干されたのには驚かされましたが、必要不可欠であることは間違いないようです(苦笑)
エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店では、お客樣に合ったより良い工事のご提案をさせていただき丁寧な施工で安全安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
施工地域:大阪市大正区三軒家 E介護福祉施設様【鉄骨建物】
工事内容:浴室暖房換気乾燥機 2箇所交換
故障品番:パナソニック GVL5300A (100V) / GVL5310A (200V)
交換機種:Panasonic FY-13UG6V (100V) 浴室換気乾燥機 定価¥139,000円(税抜)
交換機種:Panasonic FY-22UG6V (200V) 浴室換気乾燥機 定価¥215,000円(税抜)
焦げた臭いがして火災が怖く使用を中断している浴室暖房換気乾燥機でパナソニックGVL5300A(100V仕様)です。右側ヒーターの加熱で密着しているフロントパネルの裏側が少し焼けたのが焦げたニオイの原因のようです。経年劣化で排気ファンも弱くなり熱が逃げにくい状態になったのも重なったと思います。
右側がヒーター部分(赤く加熱する部分)からの温風熱でフロントパネルの裏側が焼けていた同じケースを見かけることがありますが、やはり焦げ臭いとビックリされると思います。
天井裏高さにかなり余裕があり作業が捗りました。どの現場もこうだったらいいんだけど~ブツブツ(独り言です)
電源部を外すと電線に銅の錆(青緑・ろくしょう)の発生と長時間電流を流し続けた影響で絶縁被覆が少し焼けていました。
白黒の絶縁被覆の電線ですが、白い方が焼けて黒色に変色しています。目立たないだけでどちらも同じ状態になっており浴室暖房換気乾燥機を長時間休みなく過酷に使っていたと思います。この電源を再利用するのは危険ですのでジョイント箇所から切り離し許容電流がワンクランク上の太い電線VF2.0-2Cに取り換えています。
既存の浴室暖房換気乾燥機の埋込開口寸法は300×400です。
パナソニックFY-13UG6V(100V / 1.25坪仕様)の浴室暖房換気乾燥機に取り換えました。右側ヒーター部分が温風のルーバー式になっているためフロントパネル裏側が焼けるようなことはありません。
フラットなフロントパネルで見た目もスッキリきれいになりました。
古い浴室暖房換気乾燥機のリモコンを取り換えます。
パナソニックFY-13UG6Vの浴室暖房換気乾燥機リモコンを取付けて試運転の最中に洗濯物を吊るされていました。。。かなり逼迫していたんでしょうね(笑)