台風で外壁鋼板が剥がれ落ちたのと同時に電源管路も引きちぎれてしまったとのご連絡をいただき大阪府八尾市のT商店様に復旧工事にお伺いしました。
電線が引きちぎれて危険な状態になっているとのことで応急処置でお伺いすると・・・約2/3ほど外壁鋼板が剥がれ落ちて悲惨な状態を目の当たりにして改めて自然災害の恐ろしさを感じます。
電源の応急工事をしている最中、外壁鋼板から積算電力計が落ちそうになっていたのを見つけビスで固定しようとしたところ計器箱を取付ける木板が腐ってどうにもならない状態になっていました。
古い建物では計器箱を壁に取付けるため下地に木板を使っていることが大半ですが長年、雨風にさらされると木板が腐ってボロボロになったり割れたりして積算電力計が外壁から外れかけていることがあります。
今回は電源復旧応急工事のとき偶然見つかりましたが、危険を知らずに電気を使っていたと想像しただけで身震いするほどです。
エアコン電源管路は以前のルートと異なり台風で外壁が剥がれるようなことが起きても最小限に被害を抑えるため下側に管路を変更して復旧工事を行いました。
木板からプラスチック積算電力計取付板に交換していますので今後、朽ちることはありません。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
当店では丁寧な施工で安全安心に「第一種電気工事士」が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
施工地域:大阪府八尾市T商店様【店舗】
工事内容:電力量計ボックス交換・エアコン送り電源復旧工事(管路含む)
見た目は何の問題もなさそうですが、電力量計の計器箱(グレー色)を取付ける下地の木板がミルフィーユのように朽ちており外壁鋼板から外れかけで危険な状態でした。
電力量計を取外して木板の撤去作業を進めた途端、ボロボロに腐っていたこともあり外壁から砕け散ってしまったのでシャッターチャンスを逃してしまいました(残念)
積算電力計取付板をしっかりと固定します。1次側(左の電線)は通電しているため保護キャップを被せて絶縁しています。
本体カバーを被せて取替え完了です。材質がプラスチックですので今後、雨風にさらされても朽ちることがないので安心です。
復旧する以前はこの高さから水平に管路が設けられていましたが、お客様のご希望で下側に管路を設けることになりました。
ジョイントボックスを取付けて綺麗に仕上げていきます。
復旧する前は管路を含めて2/3ほど外壁鋼板が剥がれ落ち悲惨な状態でした。暴風雨に備えて管路が下側になるように丸印の立ち下げ、水平、立ち上げをしてコの字型に施工してます。