浴室換気扇の吸込みが悪くなりユニットバスに大量のカビが発生している状況になっているため交換工事のご依頼をいただき大阪市生野区K様邸にお伺いしてきました。
以前同じマンションで工事をさせて頂いたお客様より、当店の丁寧な作業に感心されK様にご紹介下さったそうです。
本当にありがたいことです。。感謝、感謝です!
お客様のお言葉通りユニットバスは黒カビだらけ、隣の子供部屋にまでカビが発生している状況だそうです。
スイッチを入れると「うう~ん」とファンが回っているような音がしますが、実際は全く吸い込んでいません。
この状況であれば、湿気が逃げずにカビが大量に発生したのも頷けます。
この物件、不良箇所の多かったことが記憶の片隅にあり、以前と同じ部材を準備して点検口を覗くと案の定です。。
「うわぁ~」ダクト接続口が本体から外れて取付けられている。
浴室の湿気をダクトを通して外部に排気するはずのものが、実際には天井裏で湿気を吐出しているため隣の子供部屋にまでカビの被害が及んだのではないかと考えられます。
施工地域:大阪市生野区K様邸【分譲マンション】
工事内容:ユニットバス浴室換気扇交換工事
故障品番:日立 WK-10BH プラグ電源方式(埋込寸法175mm角・適合パイプΦ100mm)
後継機種:パナソニック FY-17C7 / 定価¥14,904円(税込)
ユニットバスについている日立WK-10BH浴室換気扇が故障しています。
「うう~ん」とファンの音が鳴っているのに回っていなかったのは大量のゴミが原因です。
換気扇本体とダクト接続口のスキマから何十年間も天井裏で湿気を排気していたようです。
通常では、ありえない手抜き工事です。
ダクト接続口を取外すとこれだけのゴミが堆積していました。
換気扇の埋込開口周辺ですが、石コロのようなものが散乱しています。
湿気でコンクリートの一部が剥がれ落ちてこのような状態になっていました。
故障した浴室換気扇とアルミダクトを撤去したあと天井裏のゴミを綺麗に掃除して交換工事の準備を整えたところです。
今回も本体と同時にアルミダクトを取替えています。
ルーバーを取付けて終了です。
同じ工事で同じマンションにお伺いすることがありますが、やはり例外はありません。
不良箇所の多い手抜き工事の箇所は共通しています。
このような状態を知らずに何百世帯もの住人さんが不衛生な設備のなかで生活しているかと思うと心が傷みます。当店に、ご依頼いただき誠にありがとうございました。