ユニットバスの換気扇が動かなくなり換気扇用タイマ付スイッチもしくは浴室換気扇のどちらかが故障していて動かなくなったのでないかとのご相談をいただき堺市堺区K様邸にお伺いしてきました。
浴室換気扇が動いているとき赤色の表示ランプ点滅して単純に入り切りできるスイッチがついていればどちらが故障しているかは一目瞭然ですが、電気式換気扇用タイマ付スイッチの場合は実に微妙で判断が難しいところです。
一般のパイロットスイッチの場合、入り切りができて赤色の表示ランプが点かないときは換気扇の故障だとすぐ分かりますが、電気式換気扇用タイマ付スイッチも同じで表示タンプが点滅しません。
同じ動作でも電気式換気扇用タイマ付スイッチの場合は本体故障が考えられるためです。
このような状況から換気扇スイッチと照明スイッチ配線を入れ替えて確認しましたが動作しないため浴室換気扇の故障であると報告させていただきました。
換気扇用タイマ付スイッチは故障していませんでしたが、お客様のご要望で換気扇の交換と同時に配線器具をリニューアルさせていただきました。
施工地域:堺市堺区K様邸【分譲マンション】
工事内容:浴室/洗面2部屋換気扇交換 / 換気扇用タイマ付スイッチ交換
故障品番:三菱VD-10ZFC2(埋込寸法215mm角・適合パイプΦ100mm)
交換機種:三菱VD-10ZFC10 定価¥22,896円(税込)
上側が換気扇用タイマ付スイッチ、下側は浴室照明スイッチです。
電子式のため表面からの確認だけでは換気扇、スイッチのどちらが故障しているのかの判断に悩むところです。
下側の白色の電線を外して赤色の換気扇用タイマ付スイッチの帰り線を接続しましたが動作しないため換気扇本体の故障であると判明しました。
換気扇用タイマ付スイッチ本体の故障ではありませんでしたが、換気扇の交換を機にスイッチをリニューアルさせていただきました。
ちなみに以前のスイッチは神保電器(メーカー名)、リニューアルで取替えたのはパナソニックのコスモシリーズです。
浴室換気扇本体が故障していた三菱VD-10FC2です。
16年ほど経過していましたがこまめにお掃除をしてたとのことでファンにホコリもなく綺麗な状態でした。
故障した換気扇を取外してから副吸込み側と排気側のダクト接続口を取付けてから本体を取付ます。
吸込みグリルにテッシュを近づけて吸込み確認できれば完了です。
ファンは回っているのに最近、吸込みが悪くなったと感じたときは、テッシュやビニル袋を使えば簡単に確認できますので一度、お試し下さい。
当店に、ご依頼いただき誠にありがとうございました。