人感センサ型番記載箇所

大阪府富田林市のお客様より廊下のダウンライト照明を点灯させる天井取付型人感センサが動作しないとのご相談をいただきました。

内容としては玄関と廊下奥の通路に各1台ずつダウンライト照明が取付けられてあり、それぞれが人感センサと連動して人が通ると照明を点灯させ設定時間が過ぎると自動的に消灯させる動作ですが、廊下奥の人感センサだけが人が通っても熱を検知せず照明が点灯したままで自動的に消灯しない状態でした。

このように明らかにセンサの故障で熱を検知しない場合は本体交換になります。

天井取付型の人感センサは外観と見た目が全く同じでも種類が多く照明との組み合わせ、台数と負荷容量(ワット数)が適合する後継商品を選定しないと動作しません。

この事例では同じ廊下に人感センサが2箇所あるので親器と子器の組み合わせか親器2台なのかが考えられます。

一番間違いのない方法は、今ついている型番を確認していただくことになりますが、確認するには人感センサの『はずし溝』にマイナスドライバーを突っ込んで左右に回していただくとプレートが外れ本体表面に記載されている型番が確認できます。

エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。

施工地域:大阪府富田林市K様邸【分譲マンション】
工事内容:天井取付形 熱線センサ付自動スイッチ交換
故障品番:ナショナル WN5610K
交換機種:パナソニック WTK2401K 定価¥14,796円(税込)

 

天井取付型人感センサ取付場所

奥の玄関に1箇所と手前に故障している人感センサが1箇所あり、それぞれのダウンライト照明と連動させていました。

 

ナショナルWN5610Kセンサ故障

人の熱を検知して廊下についているダウンライト照明を自動で点灯させる人感センサです。人を検知しても真ん中の目玉のようなセンサが反応せず赤色ランプが点滅していません。

 

人感センサはずし溝

どのタイプも外観が全く同じなので違いがないように見えますが照明器具の台数、ワット数、センサが複数ある場合は親器と子器に分けて組み合わせされていることもあり交換するときは今ついている型番を調べることが重要です。型番を確認する方法は本体に被っているプレートの『はずし溝』があります。

 

人感センサプレートのはずし方

はずし溝にマイナスドライバーを突っ込み左右に回すとプレートがポコンを外れます。

 

人感センサ型番記載箇所

少し見えづらいですが人感センサの本体側に型番が記載してあります。こちらではナショナルWN5610Kと記載してありました。

 

人感センサ電源接続部

接続端子には100V電源とダウンライト照明に送っている電線が接続されています。

 

WTK2401K熱線センサ付自動スイッチ

外観、見た目が同じなので代わり映えしませんが、天井取付形 熱線センサ付自動スイッチパナソニックWTK2401Kに交換して動作確認を行い完了です。残念なことに目玉のようなセンサが動作している赤色点滅の画像を取り忘れました(悲)因みにお客様に動作確認していただいたところ『やっぱり便利やわ~』とひじょうに喜んでいただきました。