大阪市東住区のお客様より故障した浴室換気扇の交換工事のご依頼いただいた事例になります。
中古で購入された戸建て住宅だそうですが、浴室換気扇が回っていたときから効きが悪くユニットバスの広さに対して換気扇が少し小さいのではないか?とのご質問がありました。
浴室の広さは標準サイズの一般的な広さなので今ついている換気扇の風量であれば通常は問題ありません。
吸込みが悪い原因として排気ダクト内に蓄積したホコリ、劣化によるダクトの破れや穴、本体とダクト接続口がきちんと密閉していないなど通常であればこのいずれかの不具合箇所が考えられます。
今ついている換気扇を取り外しながら確認しないと特定できないので作業を開始すると。。。
なるほど~ おしゃっている原因が瞬時に特定できました。
外壁に取付けられているベンドキャップとの接続間際のアルミダクトが電線の重みで潰され約3/4ほど凹んで換気の障害になっていました。
これでは正常に吐出できなかったはずですのでお客様の疑問も納得です。
不具合箇所を可能な限り切断して凹み箇所の修正を行い新しいアルミダクトと接続してこの箇所の修理を行いました。
排気ダクトを修正したことにより今までにない換気能力を発揮しているのを確認されお客様も納得のご様子でひじょに喜んでいただきました。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市東住吉区 O様邸【戸建住宅】
工事内容:浴室天井埋込換気扇交換
故障品番:2002年製 東芝 DVF-10UH (埋込寸法175mm✕175mm・適合パイプΦ100mm)
交換機種:パナソニック FY17C8 機器定価¥16,800円(税別)
(埋込寸法175mm✕175mm・適合パイプΦ100mm)
浴室に取付けられているフラットパネル型の東芝DVF-10UHですが、年月が経過すると格子状パネルよりも面積が広いので黄ばみが目立つのが多少難点です。
点検口を覗いてビックり・・・3階トイレの汚水管下ギリギリに換気扇本体が取付けられていました。建築時に打ち合わせしてどちらかを少しずれらせばこんなことにならない施工だと感じます。
ビックリがもう1箇所ありです。。。画像ではかなり分かりにくいと思いますが、外部のベンドキャップと接続している間際の排気ダクトが電線の重みで約3/4近く凹んでいました。
テンションがかかって重みのある電線をかわし凹みを修正して新しい排気ダクトを接続しています。
こちらは換気扇本体側です。
東芝DVF-10UHと比較してモーターの凸部分が少しだけ低いので汚水管との隙間が気持ち広がりました。
化粧パネルを取付けて完了です。