浴室換気扇が故障して全く動かなくなった東芝DVF-10USBKCTの交換をご依頼いただいた工事例になります。

この東芝DVF-10USBKCTの換気扇はユニットバスを製造している数多くの建材メーカーにOEM供給されている換気扇です。

建材メーカーの型番になっている商品をよく見かけますが、白色のプラスチックボディーでフラットパネルになっている換気扇がついていればほぼ東芝DVF-10USBKCTがベースになっています。

交換作業は支障もなく何の問題もない現場でしたが、排気ダクトのアルミフレキ下部に白い斑点模様になったアルミ錆が所々発生していました。

換気ダクト全体は亀裂などもなくこのまま再使用することも可能ですが、アルミフレキの肉厚が薄く弱くなった錆の部分からアルミが亀裂して天井裏で湿気を排気することは予想できるため換気扇本体と同時に換気ダクトの交換も行っています。

例えば自動車のように車検までの間、点検するようなことが義務付けられていればアルミダクトに錆が発生していても今回の換気扇交換時は再利用して次の点検時に問題があれば交換すれば済むことですが、換気扇を交換してしまうとユニットバスの点検口を開けて確認されるような方は皆無です。

結論から申し上げると交換した浴室換気扇より先に換気ダクトが傷むので亀裂箇所から湿気が漏れて天井裏で排気していたという事例は頻繁にあります。

このようは事態を避けるための予防工事で浴室換気扇交換と同時に排気ダクトも交換させていただきました。

エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。

施工地域:大阪府貝塚市麻生中 Y様邸【戸建住宅】
工事内容:浴室換気扇及び排気ダクト交換工事
故障品番:東芝DVF-10USBKCT (埋込寸法175mm✕175mm・適合パイプΦ100mm)
交換機種:パナソニックFY-17C8 商品定価¥19,400円(税抜)
(埋込寸法177mm✕177mm・適合パイプΦ100mm)

 

故障した東芝DVF-10USBKCT浴室換気扇

故障していて動かない東芝DVF-10USBKCT浴室換気扇です。見た目はスッキリしたフラットパネルで四方向からの吸い込み式になっているため格子状のパネルと比べるて『グィグィ』と吸い込むようなイメージではありません。

 

白色プラスチックボディが特徴の東芝DVF-10USBKCT

この東芝DVF-10USBKCTの換気扇はフラットパネルの白色プラステックボディが特徴で多くの建材メーカーのユニットバスにOEMブランドで提供されている換気扇です。建材メーカーの型番になっていることが多い換気扇です。

 

アルミダクトの錆

アルミダクトに亀裂や破れた箇所はありませんが、下部に白い斑点のアルミ錆が発生しています。この箇所はアルミダクトの肉厚がひじょうに薄くなっており亀裂して換気漏れの可能性があるため今回交換させていただきました。

 

排気ダクトの内部

アルミダクト内部は想像していたのとは異なり使用年数の割にはホコリの蓄積はありませんでした。

 

東芝DVF-10USBKCT換気扇型番記載箇所

フラットパネルを外すと本体に東芝DVF-10USBKCTの型番記載シールが貼ってありますので交換をご依頼いただく際はご確認下さい。

 

100mmスパイラル継手挿入

どこの現場でもよく見かけますが、VP管とアルミダクトを突き合わせてアルミテープだけで巻いてあるパターンです。この施工だと排気管が抜けていることが多々あります。この現場は外れていませんでしたがスパイラル継手を挿入してからアルミダクトが抜け落ちないように手直ししています。

 

パナソニックFY-17C8換気扇

パナソニックFY-17C8換気扇に交換しました。

 

換気吸い込みテスト

フラットパネルとは違いご覧いただいて分かるように『グィグィ』と吸い込んで換気しています。