コンセントの焼け跡

2階洋室だけ照明器具・コンセント共に「電気がこない」とのご連絡をいただき堺市東区T樣邸へ修理にお伺いしてきました。

このような症状になった要因として①漏電・②電気の使いすぎ(過電流)・③ブレーカー故障④125V以上の異常電圧・⑤電線接続箇所の不具合などが考えられます。

特定の部屋だけ電気がこないと言う状況なので①②④番は除外して原因を③⑤番に絞り調査を行ないます。

最初に住宅分電盤についている分岐ブレーカーの電圧測定をすると1箇所電圧がかかっていません。

「ビンゴ~」やはり原因はブレーカー故障でした。

分岐回路の故障が原因で電圧が送れず洋室の照明・コンセントが点灯しなかったようです。
こちらは新しいブレーカーに交換して修理完了です。

これとは別の修理でプラブを差したときに火花が出たコンセントも調査しました。

見た感じでは焦げ跡、ショートした痕跡もなく電圧も正常で問題ないように思えたのですが取り外して確認すると『えらいことに・・・』なっています。

電線のビニル被覆が溶けて接地線が接続穴から抜けてボロボロな状態、知らずに放置していたらと思うとぞ~とする症状でした。

電流の熱でビニル被覆を溶かしたようですが電気の使いすぎが原因なので、こちらの方は溶けた不良箇所を切断、新しい電線につなぎコンセント交換して修理完了です。

施工地域:大阪府堺市東区K樣邸【戸建住宅】
工事内容:電気トラブルの調査 / 分岐ブレーカー交換 / コンセント交換

 

故障している分岐ブレーカー

上側左端についている分岐ブレーカーが故障していたため100V電圧が送れず照明、コンセント共に電気がつかない状態になっていました。

 

不良分岐ブレーカー取外し

故障した分岐ブレーカーを取外します。

 

分岐ブレーカー交換後

新しい分岐ブレーカーに交換後、電圧測定を行ってから洋室の照明コンセント共に点灯の確認をして修理完了です。

 

火花が出たコンセント

火花が出たコンセントですが、目視では焦げ跡、ショートし痕跡などは確認できません。。

 

コンセントの焼け跡

壁から取り外して確認したところ銅線を覆っているビニルが溶けていて銅線も線香のようにポキポキと折れる状態でした。

 

焼けた電線の不良箇所

根本の方まで溶けていた電線の不良箇所を切断します。

 

延長電源電線接続作業

短くなった箇所に新しい電線を延長して接続しました。

 

コンセント交換修理完了

コンセントを交換して電気修理の完了です。当店に、ご依頼いただき誠にありがとうございました。