「エアコンをつけたら突然、コンセントから火花が出たとの」ご連絡いただき大阪市北区S樣邸にお伺いしてきました。
電線が溶けていた状態から推測すると電線のビニル絶縁が端子に挟まった状態でネジ止めしたのが要因で端子ネジが緩んでショートしたのではないかと思います。
火災にならなかったのが幸いでしたが、まさしくやってはいけない不良工事です。
コンセントを交換するにも電線の損傷が激しく、また余長がないため不良箇所の修理も困難な状況でしたが外部から電線を引っ張りだして作業を行ないました。
施工地域:大阪市北区S様邸【文化住宅】
工事内容:コンセント交換及び電源電線修復工事
エアコンの電源を入れると突然、火花が出たコンセントです。
古いコンセントですが、外部に損傷は見当たりません。
やはり下側の黒い電源線の被覆が溶けて損傷していました。
緑青が出ている端子部分がショートした跡です。
通常はW側に白色の接地線を接続するはずが黒色の電源線を接続してありました。
通電には問題ありませんが、電気工事のルールーを無視した作業を見れば不良工事になるのも分かるような気がします。。
電線に余長がないやん!ん~ん~
壁中の電線まで溶けているため。。どうしよう~
考え中・・・
電線を引っ張り出せる箇所を見つけたので、ここから作業を行うことにしました。
なんとか電線を引っ張り出して不良箇所を切断してから途中で電線を繋げます。
なんとかできてよかった~
雨水の浸透を防ぐためパテを埋めて外部処理を施しました。
露出でモールボックスを取付けます。
コンセントとプレートを取付けて交換完了です。
これでエアコンの暖房を安心してお使い頂けるようになりました。
当店に、ご依頼いただき誠にありがとうございました。