『ブレーカーが入っているのに洋室クーラーに電気がこない』電気トラブルの発生で大阪府堺市西区のお客様よりご相談いただきました。
症状からすぐ分かりますが簡単にご説明すると経年劣化によるブレーカー故障でクーラーまで電気が到達していない状態です。
このような故障が発生する箇所の多くはエアコンとかリビングです。
ブレーカー内部にある接点を付けたり離したりして電気を入り切りさせる構造になっており部材に小さな銅板が使われています。
大きな電流を流すエアコン、常に電灯コンセントに電流が流れているようなリビングでは電流の熱で銅板が反ってきて接点が離れてしまっているためブレーカーを入りにしているのに電気がこないといったことになるわけです。
このような症状が出始めたブレーカーは劣化が進んでいますので可能であれば分電盤交換をお勧めしたいところです。
今回はブレーカー交換をしてサクと交換して完了です。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
当店では丁寧な施工で安全安心に『第一種電気工事士』が責任をもって作業を行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
施工地域:堺市西区 K様邸【分譲マンション】
工事内容:エアコン専用ブレーカー交換工事
取替部材:パナソニック 安全ブレーカー2P1E20A BS1112 定価¥1,080(税抜) ×1個
30年以上前に取付けられた住宅分電盤です。今回は洋室クーラーのブレーカー不良ですが、古くなるとあっちこっち不具合が出てくため都度修理の可能性を考えると分電盤を交換した方がよいかもしれません。
ブレーカーが入り状態になっているのに洋室クーラーがつかないのはブレーカー故障です。
ブレーカーをONにした状態で測定したところご覧のように電圧がかかっていないので当然エアコンは動きません。
ブレーカーに接続されているエアコンの電線を外します。
ブレーカー交換を終えました。新しいだけあってピカピカですね!
電圧測定結果はご覧のように101Vに戻り洋室クーラーも元通り動作するようになりました。今回は故障しているブレーカーのみの交換ですが、経年劣化がかなり進んでおり別の箇所が故障する可能性が高いため費用が許されるなら分電盤交換された方が結果的には安上がりになると思います。