故障して動かなくなったトイレ換気扇交換のご依頼でご連絡いただきましたが型番がどこにも記載されていないためお客様がグリルを外して埋込してある換気扇を計測したところ本体の内寸が170mm×170mmで下からでは羽根が見えない構造の換気扇がついているとのことでした。
実際は三菱V-10Z6がついていましたがグリルに記載してあった型番が消えて見えなくなっていたようです。
この情報からだと羽根が見えないのは古いタイプの三菱かナショナルのシロッコファンで内寸からだと埋込開口寸法が177mm~180mmの換気扇だと推測できるので機種選択は簡単です。
お客様のご希望で後継機種ではなく1/3の電気代で使えるパナソニックDCモーター換気扇FY-17CD8Vを選択させていただきました。
こちらは約5年ほど前に全面リフォームされており壁天井クロスは勿論、ユニットバスほか照明、電気スイッチに至るまでリニュアルされていましたが何故かトイレの換気扇だけは交換せず昔の古い状態のままです。
今回トイレ換気扇1台だけの交換作業でしたが『先行取付け』されていたため天井ボードの切断はじめ次々と障害にぶち当たりかなり手間取りながら換気扇交換を完了した現場です。
エコサポートにご依頼いただき誠にありがとうございました。
当店の標準工事には換気扇交換と同時にダクト掃除が含まれておりますのでご安心下さい。
施工地域:大阪市住之江区南港中 O様邸【分譲マンション】
工事内容:トイレ天井埋込換気扇交換
故障品番:三菱 V-10Z6(埋込寸法180mm角・適合パイプΦ100mm)
交換機種:パナソニック DCモーター搭載 FY-17CD8V 商品定価¥24,800円(税抜)
(埋込寸法177mm角・適合パイプΦ100m
トイレについている三菱V-10Z6埋込換気扇ですが、本体を固定しているビスが天井ボードに覆われており四方の天井ボードを切断しないと取り外しができない先行取付けでした。
300mm角の点検口から覗いた本体取付け状況ですが、三菱V10Z6埋込換気扇のダクト接続口が通常より高い位置にあります。新たな換気扇との数センチの位置違いが支障をきたすことになるとは。。。
切断箇所が大きくならず取り外せるように数センチ単位で慎重に天井ボードを切断します。
通常なら換気扇本体を引き下げれば取り外し可能ですが天井ボードの切断範囲を極力抑えるのに換気扇本体のツバを両端折り曲げて天井裏に押し上げ点検口から取り出します。
新旧換気扇のダクト接続箇所の高さ違いでスンナリ接続できません。矢印の箇所は石膏ボードだけではなく奥側には木材があったのと電線などの危険物も多く狭さとアプローチの悪さが重なり切断するにも充電工具が思うように操作できず施工にかなり時間を要した箇所です。スパイラルダクトの排気管にそのままアルミフレキを接続すると凹んでしまうので一旦、上に向けてから中継して接続しています。
この短い距離ですが難儀しながら排気ダクトを接続してDCモーター換気扇FY17CD8Vを取付けたところです。画像を取り忘れましたが吸込み試験はOKですよ!!