今回は大阪市平野区の分譲マンションにお住まいのお客様よりトイレ換気扇交換のご依頼いただきました。
いつも通リ作業を進めグリルを外してダクト換気扇の取付け状況を見たところ開口寸法が・・・ん?
三菱VD-15ZFC3-BLの埋込開口寸法は260mm角ですが、実際は大きめの300mm角で開口してあり天井下地木材を使って260mm角の埋込になるように調整して取付けてありました。
間違いということではありませんが、普通は理由もなく開口を大きくすることはしません。
現場状況にもよりますが、先行取付けされている換気扇を交換ときは埋込寸法より大きく開口することもありますが、少し首を傾げたくなるような施工です。
聞き慣れない言葉ですが、埋込換気扇先行取付けとは先にダクト換気扇を取付けて後から天井ボードを貼ると大抵は本体を固定しているツバの部分までボードで覆われて本体が外せない状態のことをいいます。
それと排気側ダクト接続口側にある下地木材が固定されておらず本体にダクト接続口が入らずはめ込むのにも少し手こずりました。
取付けられてあった一連の状態を画像でお客様にご報告させていただきたところ建物にも不具合があったようで『やっぱりなぁ~ このマンション高かったのにこんなんばっかりや~』と嘆いておられました。
ダクト内も綺麗な状態でしたが付着していた若干のホコリを掃除機で吸込み新品のような状態になったのをご覧になられひじょうに喜んでいただきました。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:大阪市平野区I様邸【分譲マンション】
工事内容:マンション トイレ換気扇交換(2部屋換気用ダクト扇)
故障品番:三菱VD-15ZFC3-BL(埋込寸法260mm角・適合パイプΦ100mm)
交換機種:三菱VD-15ZFC10 定価¥25,920円(税込)
トイレと洗面所の二部屋を換気する三菱VD-15ZFC3-BL(1998年製)の天井埋込形ダクト換気扇の故障です。
本体グリルを外して点検したところ20年近くお使いになっていたとは思えないほど綺麗な状態でした。
本体の埋込寸法より大きめの300mm角に開口してあり260mm角の埋込になるように木材で調整して取付けてありました。間違った施工法ではありませんが、不必要に大きく開口してから取付けることは普通しません。
排気ダクト内に付着していた若干のホコリを掃除機を使って綺麗に掃除して下記ダクトのようになっていますが作業が夢中になりすぎて画像を撮り忘れちゃいました(悲)
こちらは洗面所とつながっている副吸込側のダクト内ですが新品を変わらないほど綺麗な状態でした。
埋込寸法を調整するはずの天井下地木材が固定されておらず取付けるのに手こずりました。
天井下地木材1箇所なくても取付けは可能です。むしろ無い方がダクト接続口2箇所を苦労せずに取付け出来ましたが排気ダクト接続口側だったので結局、下地木材をビスで固定してから本体をしっかり取付けています。
グリルを取付けて完了です。
ビニールを吸込んでいる状況を確認して全行程終了しました。
エコサポートでは一工程ずつ確認しながら同時に不具合箇所があれば修理を行い丁寧に換気扇交換をしております。