トイレについている1972年製ナショナルFV-14BFB埋込換気扇のファンモータが回らずフレームも熱を持ち少し変形しているため交換工事のご相談を堺市東区のお客様よりいただきました。
この当時のナショナルでも三菱でも同じですが、ダクト接続口が一体化されていて現行品のように分離していないので簡単に取外すことはできません。
FV-14BFBの埋込開口寸法ですが228mm✕202mmなので後継機種がなく現行品に合うように何らかの加工が必要になります。
石膏ボードの天井で干渉する障害がなければ少し開口を広げて240mm角の埋込換気扇が取り付ければスッキリ収まる場合もありますが、今回はFRPのような素材の天井で壁付照明が障害になることもあり一回り小さめの177mm角の機種を選定して隙間を塩ビパネルで覆うように工夫して施工しています。
エコサポートにご依頼下さり誠にありがとうございました。
施工地域:堺市東区 T様邸【分譲マンション】
工事内容:トイレ天井埋込換気扇交換
故障品番:1972年製 ナショナル FV14BFB (埋込寸法228mm✕202mm・適合パイプΦ100mm)
交換機種:パナソニック FY17C8 機器定価¥16,800円(税別)
(埋込寸法177mm✕177mm・適合パイプΦ100mm)
お客様ご自身で一度交換を試みファンモーターまで外されていましたが、これ以上自分では外せないことが分かり当店にご連絡いただきました。
この当時の埋込換気扇はダクト接続口が分離されておらず本体のツバを垂直に折り返し天井裏に引き上げてからダクト接続口を下向きにして引き出さないと外れません。
このナショナルFV14BFBの埋開口寸法は228mm✕202mm、同じ埋込寸法の後継機種がなく現行品は177mm角となり塩ビパネルを加工して取付けできるようにします。
開口寸法を実測してから化粧パネルを製作するまでの間、養生シートで覆っています。
縦横開口寸法が歪なのでバランス良く取り付けるのに少し工夫しています。
ルーバーを取付けるとこんな感じになります。
強烈に換気していているのを確認して完了です。